2005年12月15日 23:51
“黒幕”登場
建築業界の不審を招き、大きな社会問題となっている「耐震強度偽造問題」も作日、国会の証人喚問で黒幕といわれる総研の「内河健」が、ついに国会に現れた。
これまで何かと矢面に立たされ貧乏くじを引かされ続けてきた姉歯元建築士であるが、真相が明らかになるにつれ姉歯氏の立場は、下請け末端の「NO!」とは言えない辛い立場での仕業といった同情的な見方も出てきた。
黒幕の「内河健」は、名前が浮かび上がってきた当初「自分も騙された方だ」とか言って微笑まで浮かべてテレビのインタビューに答えていたが、その後、雲行きが怪しくなってきたら偽装離婚までして、女房に慰謝料として全財産を預けて自分の財産を守り、また、世間そして証人喚問に出るの拒むために、具合も悪くないのに一流ホテル並みの病室に入院までしたホンマの悪。・・・とはいっても黒幕はこの一人にとどまらないようである。
実は私、先週の金曜日に左手薬指を少しばかり怪我をしまして整形外科に通院してますが、昨日は病院の待合室においてあるテレビで、証人喚問の一部を見てました。
自民党議員、或いは民主党の○○○タイゾー議員などは的外れな質問で、何ら真相が解明しそうにありませんで、午前の質疑は終わった。
午後に主役(内河健)が登場し、初めの自民党議員の質疑には、例のごとく余裕で受け答えていたようですが、今回の事件を徹底的に調べあげてきた民主党の馬淵議員の追求により、総研を頭とする関連企業の「一気通貫」の構図が描かれ、さすがの大物黒幕も平静を装うことができない有様となった。
この詳しい状況については私が言うよりは、こちらのブログ(馬渕議員VS内河健)をご覧になったほうが余程楽しくお分かり頂けるお薦めのブログです。 (こちらのブログは、ともあれブログランキングの得票数が桁違いの注目ブログで、手ぬるい与党の追求を初め、マスコミで報道されている以上の、今事件の裏側が過去ログにて楽しめます。)
耐震強度不足のホテル・マンション建設を頭となって進めてきた総研(総合経営研究所)だが、これらのビル建設は日本国内にとどまらず、海外(特に中国)でも数多く建ててきたようで、今後は国際問題としての進展も気になるところである。
◆ “黒幕”の素顔 (新聞抜粋)
自身への反対意見を許さず、気に入らないものには突然の恫喝(どうかつ)で威嚇する。そんな内河所長の素顔が明らかになった。総研の指導でホテルを建設したオーナーら関係者が明かした。
内河所長が、ホテル業界関係者などを率いて東南アジアを巡る「勉強会」に参加した男性は「移動バスで所長がギャグを言ったら、全然おもしろくないのに笑わなければいけなかった」と振り返る。この勉強会には木村建設の木村社長も参加していたが、手をたたいて一生懸命笑っていたという。
工場見学では自身の説明中に“よそ見”をしている参加者を「勉強が足りない」などと恫喝。食事は同時に終わらないと機嫌を損ねるため、参加者は内河所長のペースを気にしながら食べた。こんな恐怖のツアーだが、約5日間の旅費は参加者負担。帰国後に1泊当たり10万円の請求書が届く。飛行機は「参加者がエコノミー。内河所長は当然ビジネスクラス」だった。
そんな内河所長のキャラクターが、ビジネスにも大きく影響したといえそうだ。「言うことを聞かない業者は切り捨てる。その結果、イエスマンだけが所長の周りに集まった」と、ある関係者。内河所長は自身が紹介した工法を取り入れない建設会社を“弾圧”。これからホテルを建てようとするオーナーに悪口を吹聴し「木村建設を使え」と強要したという。
その一方で、指示を受けたあるホテルでは、資材や家具を内河所長と関係が深いとされる業者の仲介で東南アジアから取り寄せた。しかし「ベッドやタイルが壊れていても責任はとってくれない。“業者を紹介しているだけ。関係ない”と言われた」。内河所長の指示で新しい型枠を買い、3000万円も損をした建設会社もある。
「責任逃れだけは天才的な人」とあきれる関係者ら。人望を失ったカリスマは、もはや裸の王様だ。
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構造計算偽造問題 大変な問題ですね
建設業界を取り巻くさまざまな問題が今年はいっぱい表に表れ業界のより透明なお客様に対する対応が必要な気がします
そうですね、とりあえずこの問題の膿を出し切って、今後、業界の不透明な体質の改善が必要でしょうね。
我々も安全・安心への情報開示を積極的にしてゆかねばと、感じています。
隠されたところで、業界と政界の癒着は根深いようです。
政治家にも透明性を求めたいものです。
ところで、12月としては記録的な異常寒波ですが、まったく弱ったものです。