2005年11月13日 23:30
まさに究極の珪藻土壁材でした
植物性プランクトンの化石である珪藻土は、「多孔質であり調湿効果が高い」ことは良く知られている。
そこで近頃、その効果を利用して壁材として多く活用されてはいるのだが、珪藻土自身は固まる性能を持っていないため、凝固材として石膏やセメント或いは接着剤を使用している。
要するに固まる材料に珪藻土を混入している訳であり、今までの珪藻土壁材の含有量は少ないものは1%からで多くても50%程度とされていた。 また、使用する凝固剤の種類によっては、珪藻土の多孔質を塞いでしまい、珪藻土本来の性能を発揮できないものも珍しくは無く、珪藻土とは名ばかりものも多かったらしい。
今回のリフォーム現場で使用した珪藻土壁材【はいからさん】は、珪藻土の含有率が70%と高く、凝固材に海水から採取した【にがり】の凝固作用(マグネシアセメント)を利用しているため、珪藻土の細孔を塞がずに珪藻土本来の性能を十二分に発揮できる究極の珪藻土壁材といわれている。(一般的な珪藻土壁材の3倍の調湿性能がある)
前回の投稿記事にて「はいからさんの色むら」の件をご報告しましたが、この色むらは、夜半の降雨により多湿状態となった部屋の湿気を壁材が吸い込み、多くの湿気を吸い込んだ部分が濃い色に変色したものであった。
この色むらは壁の乾燥と共に薄らいで来る訳であるが、ここでこの【はいからさん】の調湿性能が実証されたとも言える。
「湿気によるはいからさんの色むら」実はこれほど顕著には現れないようであるが、今回この部屋に現れた色むらの原因として考えられることは幾つかある。
・ キッチンであるために他の部屋に比べて湿気の発生が多い。
・ シーラーによる下地処理が不十分であった。
・ 練り方として水の調合はマニュアル通りではあったが、水の分量が多すぎた。
・ ナチョラル色は色むらが出やすいのかもしれない?

その後にはいからさん施工した寝室(ベージュ色)であるが、増築部分の新規の石膏ボード部と既存の繊維壁部分(繊維壁を剥離)に【はいからさん】を塗ったが、キッチン(ナチョラル色)のような顕著な色むらは今のところ現れない。
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また、よろしくお願いします。
初めての「はいからさん」施工でしたが、収穫もあり、お客様も喜んで下さいました。