2005年08月18日 06:34
優しさに会え、生きる勇気が沸く
星野富弘さん と 大野勝彦さん
“優しさに会えると共に生きる勇気を与えてくれる”今日はそんなお二人の方をご紹介します。
星野富弘さんと大野勝彦さんは、お二人とも人一倍の体力と精神力を持ちながら、ある日突然の不慮の事故から身体の自由を失い、失意のどん底から這い上がり、誌画を通して人々に優しさと生きる勇気を与えて下さっている方たちです。
星野富弘さんは中学校の教諭時代に、クラブ活動の指導中頸髄を損傷し手足の自由を失い、その後9年間の入院生活の中で、転院する知り合いにメッセージを書いたことがきっかけとなり、口に筆をくわえて文字や身近にあった花々の輝きを詩とともに描くようになりました。
建築デザインの国際設計競技と施工者を決める公開提案競技などを経て、今年の4月に新規オーップンした「新富弘美術館」は、私どもの地元である
大野勝彦さんは高校を卒業後、実家の農家を継いだ。土地は五ヘクタール。サトイモ栽培をはじめ、
一九八九年夏。悲劇は突然、やってきた。 農作業を終えて、大野さんはトラクターの後部に取り付けた肥料散布機を洗っていた。プロペラのような羽根がついたシャフト。ゆっくりと回っている、そこにゴミを見つけ、手を伸ばした瞬間、羽根が右手をのみ込んでいった。
「しまった、と思ったがもう遅かった。右手を引っ張り出そうとした左手も巻き込まれて…」
血が噴き出し、呼吸もできない。悲鳴を聞いて、家から飛び出してきた母親のスミ子さん(83)は機械の止め方を知らなかった。両手を引き出そうにも取れない。肩、頭まで持っていかれそうになった。意を決した。最後の力を振り絞り、反動をつけた。自分で、自分の両手を引きちぎった。
入院直後は荒れた。 「お父さんを当てにすんな」「かあちゃんがスイッチを止めんかったせいたい」。失意、自暴自棄…。しかし、真っ暗闇の中で自分に接してくれた家族や友人が大野さんをよみがえらせた。
「家族は病室では、ニコニコしていました。家では食事ものどを通らなかったはずなのに。友人夫婦は、昼間は私の家の畑を手伝い、夜は見舞いに来てくれた。それも毎日です。腕の痛みよりも優しさがこたえた」
けがをする前、優しさのある世界にはいなかったという。威厳を保つため三人の子どもの前で笑ったことはなかった。「釣った魚にエサはやらん」と憎まれ口をたたき、亭主関白を貫いてきた。
「考え違いだった」。入院から四日目。右手のひじの上に毛筆をくくりつけ、「たいへんごめいわくをかけます がんばります」 と二時間かかって書いた。優しさが、特効薬になった。
「風邪の丘・阿蘇大野勝彦美術館」は、熊本県阿蘇郡南阿蘇村長野にあり、本人が在館の際には別棟ホールにてお話が伺えるそうです。
今回ご紹介したお二人について、或いはお二人の美術館にて作品をご覧になったことがある方などは、ご感想をお寄せ頂ければ誠に嬉しいです。
最後までお読み下さいまして、誠にありがとうございました。
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コメント一覧
早速、大野さんのHPより絵葉書を注文しました。なお、このブログも紹介しました。
星野富弘さんは地元なので、当然当初から知ってましたが、大野勝彦さんは最近知りました。
講演録のくだりを呼んでいるとおもわず、グウッときますね!
読んでいる途中から暑いものがこみ上げてきました。
「たいへんごめいわくをかけます がんばります」 と二時間かかって書いた。
とこまできたとき、涙が出ました。
本当の優しさって何なのでしょうか。
何かあったときに優しさということに気づくのでしょうか。
一生懸命生きていらっしゃる大野さんの話に感動しました。
いいお話、ありがとうございました。
本当に何度読んでもこみ上げてくるものがありますね。
『他の人が手を持っていて当たり前、
友達が持っていて、自分が持っていて当たり前。
1回も感謝の気持ちを、手に言った事がありませんでした。
多分今、私に手が付いていたら、私は毎日寝る時に手を見て、
「今日は世話になったねえ、ありがとう」
と、言ってから寝ると思いますが、現在の私には、
残念ながらそれができません』
こうしてキーボードを打ち込める自分の手に感謝しています。
このようなお話を伺うと自分のだらしなさにいつも情けなくなってしまいます。全ての行動や時間を大切にすることの意義を改めて教えてくれますね。
いいお話を有難うございました。
家づくりに信念を持って取り組んでいる北村さんにも、お手本となるところが多々あります。
「欲を言ったら限がない」といいますように、今の幸せに感謝しなくてはね。
今日もコメント、ありがとうございました。
そのこと、いつか書こうと思っていました。
乞うご期待!
松島さんのブログも期待してマッセ!!
クリック!
こちらに書いてすいませんでした。
「関西弁ってのはあらへんのや・・・・・」期待してます!