エコロジー・スローライフ

2005年12月13日

1992年のリオで行われた地球環境サミットにおいて、世界の指導者たちの心を動かした、当時13歳であったセヴァン・カリス=スズキの「伝説のスピーチ」です。

初めて耳にする方も、既に存知の方も、改めてじっくりとお読みになって下さい。


リオでの伝説のスピーチ

  Severn Cullis-Suzuki

(セヴァン・カリス=スズキ)

 こんにちは、セヴァン・スズキです。 エコを代表してお話しします。  

エコというのは、子供環境運動(エンヴァイロンメンタル・チルドレンズ・オーガニゼェーション)の略です。 カナダの12歳から13歳の子どもたちの集まりで、今の世界を変えるためにがんばっています。 あなたがた大人たちにも、ぜひ生き方をかえていただくようお願いするために、自分たちで費用をためて、カナダからブラジルまで1万キロの旅をして来ました。

 今日の私の話には、ウラもオモテもありません。 なぜって、私が環境運動をしているのは、私自身の未来のため。 自分の未来を失うことは、選挙で負けたり、株で損したりするのとはわけが違うんですから。

私がここに立って話をしているのは、未来に生きる子どもたちのためです。 世界中の飢えに苦しむ子どもたちのためです。 そして、もう行くところもなく、死に絶えようとしている無数の動物たちのためです。

太陽のもとにでるのが、私はこわい。 オゾン層に穴があいたから。 呼吸をすることさえこわい。 空気にどんな毒が入っているかもしれないから。 

父とよくバンクーバーで釣りをしたものです。 数年前に、体中ガンでおかされた魚に出会うまで。 そして今、動物や植物たちが毎日のように絶滅していくのを、私たちは耳にします。 それらは、もう永遠にもどってはこないんです。

 私の世代には、夢があります。 いつか野生の動物たちの群れや、たくさんの鳥や蝶が舞うジャングルを見ることです。 でも、私の子どもたちの世代は、もうそんな夢をもつこともできなくなるのではないか? あなたがたは、私ぐらいのとしの時に、そんなことを心配したことがありますか。

こんな大変なことが、ものすごいいきおいで起こっているのに、私たち人間ときたら、まるでまだまだ余裕があるようなのんきな顔をしています。 まだ子どもの私には、この危機を救うのに何をしたらいいのかはっきりわかりません。 でも、あなたがた大人にも知ってほしいんです。 あなたがたもよい解決法なんてもっていないっていうことを。 オゾン層にあいた穴をどうやってふさぐのか、あなたは知らないでしょう。

死んだ川にどうやってサケを呼びもどすのか、あなたは知らないでしょう。 

絶滅した動物をどうやって生きかえらせるのか、あなたは知らないでしょう。 

そして、今や砂漠となってしまった場所にどうやって森をよみがえらせるのかあなたは知らないでしょう。

 どうやって直すのかわからないものを、こわしつづけるのはもうやめてください。

 ここでは、あなたがたは政府とか企業とか団体とかの代表でしょう。 あるいは、報道関係者か政治家かもしれない。 でもほんとうは、あなたがたもだれかの母親であり、父親であり、姉妹であり、兄弟であり、おばであり、おじなんです。 そしてあなたがたのだれもが、だれかの子どもなんです。 私はまだ子どもですが、ここにいる私たちみんなが同じ大きな家族の一員であることを知っています。 

そうです50億以上の人間からなる大家族。 いいえ、実は3千万種類の生物からなる大家族です。 国境や各国の政府がどんなに私たちを分けへだてようとしても、このことは変えようがありません。 私は子どもですが、みんながこの大家族の一員であり、ひとつの目標に向けて心をひとつにして行動しなければならないことを知っています。 私は怒っています。 でも、自分を見失ってはいません。 私は恐い。 でも、自分の気持ちを世界中に伝えることを、私は恐れません。

 私の国でのむだ使いはたいへんなものです。 買っては捨て、また買っては捨てています。 それでも物を浪費しつづける北の国々は、南の国々と富を分かちあおうとはしません。 物がありあまっているのに、私たちは自分の富を、そのほんの少しでも手ばなすのがこわいんです。 カナダの私たちは十分な食物と水と住まいを持つめぐまれた生活をしています。 時計、自転車、コンピューター、テレビ、私たちの持っているものを数えあげたら何日もかかることでしょう。

 2日前ここブラジルで、家のないストリートチルドレンと出会い、私たちはショックを受けました。 ひとりの子どもが私たちにこう言いました。 

「ぼくが金持ちだったらなぁ。 もしそうなら、家のない子すべてに、食べ物と、着る物と、薬と、住む場所と、やさしさと愛情をあげるのに。」

家もなにもないひとりの子どもが、分かちあうことを考えているというのに、すべてを持っている私たちがこんなに欲が深いのは、いったいどうしてなんでしょう。

これらの恵まれない子どもたちが、私と同じぐらいの年だということが、私の頭をはなれません。 どこに生れついたかによって、こんなにも人生がちがってしまう。 私がリオの貧民窟に住む子どものひとりだったかもしれないんです。 ソマリアの飢えた子どもだったかも、中東の戦争で犠牲になるか、インドでこじきをしてたかもしれないんです。

もし戦争のために使われているお金をぜんぶ、貧しさと環境問題を解決するために使えばこの地球はすばらしい星になるでしょう。 私はまだ子どもだけどこのことを知っています。
学校で、いや、幼稚園でさえ、あなたがた大人は私たちに、世のなかでどうふるまうかを教えてくれます。 

たとえば、

  • 争いをしないこと
  • 話しあいで解決すること
  • 他人を尊重すること 
  • ちらかしたら自分でかたずけること
  • ほかの生き物をむやみに傷つけないこと
  • 分かちあうこと
  • そして欲ばらないこと

ならばなぜ、あなたがたは、私たちにするなということをしているんですか。

 なぜあなたがたがこうした会議に出席しているのか、どうか忘れないでください。 そしていったい誰のためにやっているのか。 それはあなたがたの子ども、つまり私たちのためです。 

あなたがたはこうした会議で、私たちがどんな世界に育ち生きていくのかを決めているんです。 親たちはよく「だいじょうぶ。 すべてうまくいくよ」といって子供たちをなぐさめるものです。 あるいは、「できるだけのことはしてるから」とか、「この世の終わりじゃあるまいし」とか。 しかし大人たちはもうこんななぐさめの言葉さえ使うことができなくなっているようです。 お聞きしますが、私たち子どもの未来を真剣に考えたことがありますか。

 父はいつも私に不言実行、つまり、なにをいうかではなく、なにをするかでその人の値うちが決まる、といいます。 しかしあなたがた大人がやっていることのせいで、私たちは泣いています。 あなたがたはいつも私たちを愛しているといいます。 しかし、私はいわせてもらいたい。もしそのことばが本当なら、どうか、本当だということを行動でしめしてください。

 最後まで私の話をきいてくださってありがとうございました。


翻訳・ナマケモノ倶楽部



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2005年12月11日

7日カナダのモントリオールで行われた地球温暖化防止条約締約国会議

「2013年以降の温暖化対策の国際的枠組み作りを巡り閣僚レベルの議論を本格的に始めた。 カナダのマーティン首相や欧州連合(EU)の代表が、温暖化対策の交渉に応じようとしない米国を名指しで批判。 米政府も真っ向から反論するなど、亀裂が浮き彫りになった。」

 

後ろ向きなブッシュ政権に対し自治体・企業レベルでは

そんな温暖化対策に消極的な米国政府だが、いまアメリカの180以上の市の市長が、京都議定書でアメリカが削減すると約束していた二酸化炭素排出量の1990年比7%削減を自分の自治体では守る、と宣言しているようである。

 

「自治体の中には、ロサンジェルス市、デンバー市、ニューヨーク市などの大きな市も入っていて、自治体レベルや企業レベルでは、ブッシュ政権の後ろ向きな姿勢とはまったく正反対の積極的な取り組みを進めているところも多い」

 

また、イラク戦争などを始めとする対外政策や京都議定書離脱問題などから、海外での反米感情が高まり、アメリカ製品の不買運動などが高まっているらしい。

 

参考までに【アメリカが挙げている京都議定書に入らない理由】

 

1)京都議定書は先進国だけに義務を負わせているが、地球温暖化は開発途上国からの二酸化炭素も大きな影響があるので、実効性に乏しい。

2)排出権取引など実質的に二酸化炭素を減らさなくても目的を達成することができるので、「骨抜き規制」になっている。

3)経済活動が停滞しているロシアやイギリスが賛成するような条約を結ぶタイミングではない。

それぞれ主張があって当然であるが、米国政府は「環境より経済を優先すべき」という考えが未だ強いようです。 しかしその考えも米国草の根では、覆そうとする動きが出てきているようです。


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2005年12月09日

“クリーンで暖かなお部屋に!”

12月初旬だというのに、真冬並みの寒さがこんなに続く年は、ここ数十年私の記憶にはありません。

薪ストーブそんなわけで一気に冬が訪れてしまいましたが、この冬は灯油価格の高騰により、石油ストーブの炎は加減したいところでもあるでしょう。

そこでこの冬は、「薪ストーブ ・ ペレットストーブ」が、ひそかに人気を呼んでいるらしいですね。

私どもでは昨年新築したお客様のお宅、そして弊社の事務所にも「薪ストーブ(ダッチウエスト)」を設置していますが、その暖かさは格別です。

部屋が暖まるまでの時間は多少必要ですが、一度暖まると快適な暖かさが持続しますし、吹き抜けなどのある大きな部屋には、この薪ストーブに勝る暖房はないのではと思います。

しかし、この薪ストーブで一番のご苦労は、薪の準備のようです。

近頃ではホームセンターなどでも販売しているようですが、セルフでの薪作りが安上がりでしかも、楽しいライフワークの一つとなるようです。

私どもはそんなライフワークを応援するため、原木薪丸太供給のお手伝いもしています。

 

ホットマン部屋のつくりや周囲の環境により、薪ストーブの設置は困難な場合が多いですが、薪ストーブと同じように部屋の中がクリーンな温風暖房機(温水ルームヒーター)に「ホットマン(富士通ゼネラル)」があります。

先にリフォームしたお客様のお宅に設置しましたが、こちらも好評を得ています。


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2005年10月10日


毎年、日本の国土面積の半分の面積の森林がなくなり、さらにその半分は砂漠化をし、草も生えない荒地になっている。 一部では植林がされているが、植林や樹木の成長の数倍の速度で森林が破壊され、世界最大の森アマゾンもあと 50年で砂漠化してしまうと予測されている。

急激な森林破壊の主な原因は、先進国による商業伐採である。 途上国で伐採された木材の大部分は先進国へと運ばれ、大量消費されている。

日本は国土の3分の2を森林が占める世界有数の森林大国である一方、世界有数の木材輸入国でもある。 そして、これまでにフィリピン、そしてインドネシア、マレーシアの熱帯林を乱伐、皆伐してしまい、今尚パプアニューギニア、オーストラリア、シベリア、カナダなどから大量に木材を輸入しつづけている。


 

家づくりにおける私どものこだわりの一つにビニールクロスを使わない家づくり」を、以前の記事でお伝えしたが、「地産地消」を謳っている私どもの木材においてのこだわりは、国産材そしてできる限り地場の木材を使うように心掛けているわけです。 

建具枠や一部の木材など、時に外材を使わざるを得ない場合もあるが、その中でも森林破壊につながる南洋材は特に注意している。

 家づくりには多くの合板が使用されています。 私ども合板は余り使用したくないが、下地材として構造用合板を使う場合は、ラワン合板(南洋材)ではなく針葉樹合板を使うようにしているのも、一つのこだわりといえるでしょう。

 

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kigocoro at 09:42コメント(8)トラックバック(3) 

2005年10月02日

皆さん“LOHAS”をご存知ですか?

LOHAS(ロハス,ローハス)とは、米国の社会学者ポール・レイ氏と心理学者シェリー・アンダーソン氏が提唱した  Lifestyles Of Health And Sustainability の頭文字をつないだ造語で、一般的な説明では、「地球環境保護と健康な生活を最優先し、人類と地球が共存共栄できる持続可能なライフスタイルと、それを望む人たちの総称」としています。

Lohas/ロハスクラブ → http://www.lohasclub.jp/

 

また、LOHAS層は現在日本人の30%近くを占め、その層の特徴としては、

         健康と環境に感心が高く、実際の行動に移す。

         社会的課題にも高い意識。

         自己啓発、精神性の向上に感心が高い。

 と、されています。

 

LOHASという言葉は、一般にはまだまだ認知度が低いものです。しかし、情報化社会の現代ですから、これから一気に浸透し始め、今後のライフスタイルのトレンドになる様子を示しています。

「週間フナイFAX」においても、LOHASにビジネスチャンスあり」と題し、2週続けて取り上げています。

また、その一部を紹介(引用)しますと、

日経MJが選ぶ「2005年上期ヒット商品番付」において西の大関を獲得。

団塊の世代が60歳を迎える、2007年には一気にブレークする。

情報革命の後には、ロハス革命が到来する。

ロハスとエコの違いは、

      ロハス・・・エコ的要求度だけでなく、エゴ的要求度も高い

      エコ・・・エコ的要求度が高く、エゴ的要求度は低い

ロハスが注目を集める理由は、エゴとエコの良い面をマーケティングに取り入れ展開していること。

などです。

 

LOHASについては私もまだまだ勉強中ですが、「未来の子供たちのためにも持続可能な社会を残すこと」それが我々の使命でもあります。 今後も家づくりを通じて情報を発信して行きますので、応援お願いします。

最後までお読み下さりありがとうございました。

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kigocoro at 11:16コメント(5)トラックバック(0) 
プロフィール
松島 匠建
国産の杉・桧で造る木の家
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