家づくりのコラム

2008年12月30日

 6月に完成した富士見の「つくりすぎいない家」

外壁は杉板の下見張りで、板への塗装は一度行うと5年毎位に塗装を行う必要に迫られるため、塗装はせずに自然に任せた色の退行、或いは着色に期待しました。

多分、張って10年程は日焼けや黒カビなどで変化変色することと予測し、10年後には落ち着いた色に定着するものと考えています。

そしてこのほど張って半年後の変化の画像を写してきました。

張って間もない杉板の外壁/2008年6月
杉板下見張り



















張って半年後の日焼けした杉板南面/2008年12月
焼けた杉下見張り


kigocoro at 20:18コメント(0) 

2007年03月24日

「安くて良い家」を売り物に福岡から全国展開をはかり、「みのもんた」をTVCMに起用して、今年の住宅業界を大暴れする事間違いなしの「タマホーム」
全国各地でトップシェアを独占しそうな勢いであり、他社は目の色を変えて「タマホーム攻撃」を開始し始めています。

『安くて良い家』『タマホームの家こそが住宅の適正価格』などと言ってますので、現在私も「タマホームの家検証中」です。
そこで、これまで感じた事、分かった事。

これまでのローコスト住宅といえば「安かろう悪かろう」の家だったが、タマホームは「安くても値段の割にはそこそこ良い家」のようだ。

確かにタマホームの熱烈なファンがいるが、その人たちは「住宅は一世代の使い捨てで30年持てば良い、30年後には建て替えれば良い」という考えの人。

営業並びに工務に「当たりはずれ(良し悪し)」が大きく、両方に当たったお客は満足するが、はずれるとクレームと不満だらけ。

「適正価格」と言ってはいるが、相当な無理が生じている事は確か、売上高伸び率246.8(前年比2.46倍の伸び)と、現在右肩上がりでいるが、この右肩上がりが止まったら、終わる(潰れる)確率を考えてみよう。

い砲峠颪い討△襪茲Δ法∪長(受注棟数の伸び)が急激なため、各方面の体制が追いついていけず、のようなバラツキが各所にある。

タマホームの家、「24.8万円/坪」破格の安さの秘密、この坪単価を試算する基の建築面積(施工面積)は、軒部分や吹き抜けなど、施工する全ての面積を含み、ローコスト住宅の常套手段であるメーターモジュールである。

と、これまで「タマホーム」を観察してきた中で感じた事を書き出してみましたが、まだまだ書き出す事はあるようですが、今回はこれまでとしておきます。

なお、△僚斬雋兇鬚持ちの方は、「タマホーム」をお考えになっても良いかも知れません。
ただし、営業と工務をお客が指名できないようなので、「良い営業・工務」に当たる事を祈るだけです。

それにしても、これほどまでの著しい伸びの「タマホーム」ですので、叩かれることも多く、逆に応援団も多いようです。 



kigocoro at 21:56コメント(0)トラックバック(0) 

2005年12月26日

水分多いコンクリ使用か 藤沢の物件で議員が指摘 (共同通信)

 耐震強度偽装問題で、強度が基準の15%しかない神奈川県藤沢市のマンション「グランドステージ藤沢」について、現地を視察した民主党の下条みつ衆院議員は23日、「生コンクリートに規定量以上の水を加えた『シャブコン』が使われた可能性がある」と指摘した。

 下条議員は「実際には、耐震強度が15%よりも不足し、耐久性も低下しているのではないか」と話している。

 マンションは木村建設(熊本県八代市、破産)が施工し、ヒューザー(東京都千代田区)が販売した。木村建設は「コンクリートの水増しはしていない」としている。

 下条議員は、木村建設が藤沢市に提出した工事段階の写真を入手。生コンと水の比率が適正かどうかを計測した結果を示す写真約70枚のうち、少なくとも1割はコンクリートの崩れ具合が大きく「水の量が過大なのが明らかだ」としている。 


コンクリート工事におけるコンクリートの水増しは、生コン打ち込み現場において作業性を向上させるために結構よく聞く話であるが、これがコンクリートの強度と耐久性の低下となる、重大な瑕疵につながることを知らない現場施工者が結構いるようである。

我々の戸建て住宅においても基礎工事はコンクリート工事になり、鳶(とび)或いは頭(かしら)と呼ばれる職方が施工し、コンクリートの知識が浅い頭も少なくないようだ。

コンクリートの耐久性と強度を決める「水セメント比」

コンクリートの話を始めると長くなってしまうので、ここではかいつまんで話すが、そもそもコンクリートの圧縮強度・耐久性は「水セメント比」で決まる。 コンクリートは強いアルカリ性であるが、時間の経過と共に表面から中性化が進み、鉄筋の位置(通常被り厚さが30mm)まで中性化が及ぶと大気中の酸素によって鉄筋が錆び始める。 この状態をコンクリートの寿命とし、ここに至る年数を「中性化速度」といい、中性化速度の遅い(耐久性の高い)コンクリートを得るには、コンクリート中の水とセメントの重量比である「水セメント比」を小さくする。

現在一般に用いられているコンクリートの水セメント比は60%前後であるが、この場合の中性化速度は60年程度であり、水セメント比を55%にすると中性化速度は二倍の120年になる。

又、コンクリートの強度においても、水セメント比を小さくすると強度が高まり、水セメント比が小さいほど丈夫で長持ちするコンクリートが得られるのだが、水セメント比を小さくするとコンクリートの流動性が鈍り(スランプが小さくなる)作業性が悪くなるので、一般的には水セメント比50%程度が限界のようである。

我々がレディーミクストコンクリート(生コン)を発注する場合「21-15-25」というような数字を指定するが、これはコンクリートの「呼び強度-スランプ-粗骨材の最大寸法」を表している。 こうしてコンクリートの強度と流動性を指定して頼んだコンクリートに、作業性が悪いからといって現場でコンクリートに水を足してしまうと、耐久性と強度が極端に低下してしまう訳である。

夏季も冬季も充分な養生を

また、コンクリート(ポルトランドセメント)は水硬性であり、水との化学反応で凝結し、水中でも固まるのである。 早く固めようとして直射日光に当てたり風を送ったりしてコンクリートを乾かそうとすることは間違いで、クラック(ひび割れ)の発生と強度不足が起こりますので、湿潤状態を保つように養生をします。

この他、コンクリート施工上の留意点とすると、朝夕の寒さが氷点下となる丁度今時のコンクリート打ちです。 この時期は打設後にコンクリートが凍ってしまう危険性があり、凍結によりコンクリートを破壊してしまいます。 また、コンクリートは4℃以下では強度が進まないともいわれていますので、冬季のコンクリート打ちには充分な養生が必要となります。



kigocoro at 23:46コメント(0)トラックバック(1) 

2005年12月07日

“自分らしさ” “真の豊かさ” 持てますか?

過去ログ短命日本住宅寿命」にてお伝えしましたが、住宅の建て替え年数が「日本=26年」に対し「英国=141年」と、日本と英国では大きな隔たりがあります。

ここ30〜40年ほどの日本人は、住宅に限らず 新しい物好き、そして使い捨の生活習慣がまかり通ってきた世の中でありました。

一方の英国は、古道具や骨董品などの中古市場が活発で、古くても価値のあるものを見出せる、そんな文化が定着しているようです。

(みんなと同じでないと不安な日本人と、自分らしさを大切にするイギリス人)

このことは同じ新品を購入する場合にどんな差が生まれるかといえば、日本においては、薄っぺらな張り物でも見た目が良いものが流通し、英国では丈夫で長持ちする重圧な本物が流通することになります。

建て替え年数の26年と141年は、あまりにも差が大きすぎるものですが、日本においても戦前の住まいは100年200年当たり前のものであったわけです。

英国でも戦前の日本でも、住まいを長持ちさせるために必要なことは、「本物の材料を使い、手入れ(メンテナンス)を大切にし、使いこなして行く」ことが何よりであったようです。

 

もはや今後はスクラップアンドビルドの住宅は無用で長寿命の住宅が必要であり、丈夫で価値ある家造りに、英国そして戦前の日本の技術精神を多いに学び、これからの家づくりの参考となるよう、引き出せればと考えています。


■ “地産地消、そして無垢の木材と天然素材の家づくり”の松島匠建発行

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“自分らしさ” “真の豊かさ” 持てますか?

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ここ30〜40年ほどの日本人は、住宅に限らず 新しい物好き、そして使い捨の生活習慣がまかり通ってきた世の中でありました。

一方の英国は、古道具や骨董品などの中古市場が活発で、古くても価値のあるものを見出せる、そんな文化が定着しているようです。

(みんなと同じでないと不安な日本人と、自分らしさを大切にするイギリス人)

このことは同じ新品を購入する場合にどんな差が生まれるかといえば、日本においては、薄っぺらな張り物でも見た目が良いものが流通し、英国では丈夫で長持ちする重圧な本物が流通することになります。

建て替え年数の26年と141年は、あまりにも差が大きすぎるものですが、日本においても戦前の住まいは100年200年当たり前のものであったわけです。

英国でも戦前の日本でも、住まいを長持ちさせるために必要なことは、「本物の材料を使い、手入れ(メンテナンス)を大切にし、使いこなして行く」ことが何よりであったようです。

 

もはや今後はスクラップアンドビルドの住宅は無用で長寿命の住宅が必要であり、丈夫で価値ある家造りに、英国そして戦前の日本の技術精神を多いに学び、これからの家づくりの参考となるよう、引き出せればと考えています。


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