オリジナル・オンリーワン
2005年06月06日 06:59
前回の記事にて新富弘美術館のご紹介をいたしましたが、この新築工事は大手ゼネコンの鹿島建設が(工事費11億9,000万円)元請けとなり、工事を完成いたしました。
そこには我々地場工務店、或いは地場木材の出番が一切ありませんでしたが、新美術館オープン後に南側トイレ棟(写真上)裏側のテラス工事(写真下)をやらせていただきました。
テラス屋根の波板張りなどは、日曜大工で素人の方でも頻繁に行う作業の一つですが、張り終わってみると 「真っ直ぐに張れない」 「裾(軒)が鋸(のこぎり)型になる」 などが多いようなので、上手に張るポイントを一つご説明します。
波板を張っていく途中の釘止めがポイント
・仮止めにて重なり部分の2箇所位を軽く留める
・調整しながら最後まで仮止めで張り上げる
・真っ直ぐに張られている事を確認し、仕上げの釘止め
始めから仕上げ止めで張っていきますと上手に張れませんので、皆さん日曜大工でこんな機会がありましたら試してみて下さい。
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2005年05月24日 08:10
屋根面に対し45度回した煙突
今回は、私どもがこれまでの新築やリフォーム・増改築などで取り入れた、オリジナルなスペック等のご紹介をします。

四角い煙突を屋根面と平行に設置すると、煙突の上側部分と屋根との取り合いで、屋根勾配が水平になってしまいます。
この場合でも充分な水切り処置をしておけば、雨漏りなどの問題はほぼ心配ないのですが、大雪の時など特に気になります。
そこで、雨や雪が留まる水平部分を取り除くため屋根を45度回転させ、水の切れを良くし、雨漏りに対し充分な対策を施しました。