なぜ地域木材?

2007年11月15日

杉は乾燥し難い木材なので、伐倒して枝葉をつけたまま山でねかして乾燥させる「葉枯らし乾燥」を施し、乾燥を促進させます。
その「葉枯らし乾燥」を行うと木材の色が綺麗に仕上がるといわれますが、時期や伐倒の条件などにより、乾燥状況にも大きな差が生じます。

檜桟積み天然乾燥そんな杉、そして檜のストックを毎年行っている私どもですが、今シーズンは例年より早めに乾燥ストックが始まっています。

私どもの木材ストックは杉9割、檜1割といったところで、檜のストック量が不足がちであり、そんな不足を補うため、この秋は檜を中心にストックが進行しています。

檜は杉に比べると乾燥し易く、特に山での「葉枯らし乾燥」などを行わなくとも乾燥が進むので、伐倒して直ぐに玉切り、そして製材、桟積み乾燥となっています。

この秋もここ数日やっと湿度が低くて風の吹き乾燥が進む気候となってきたのですが、ここ数年の秋の天気は湿度が高く、木材が乾燥し難い天候が続く秋となっているように感じます。



kigocoro at 00:23コメント(1)トラックバック(0) 

2005年10月10日


毎年、日本の国土面積の半分の面積の森林がなくなり、さらにその半分は砂漠化をし、草も生えない荒地になっている。 一部では植林がされているが、植林や樹木の成長の数倍の速度で森林が破壊され、世界最大の森アマゾンもあと 50年で砂漠化してしまうと予測されている。

急激な森林破壊の主な原因は、先進国による商業伐採である。 途上国で伐採された木材の大部分は先進国へと運ばれ、大量消費されている。

日本は国土の3分の2を森林が占める世界有数の森林大国である一方、世界有数の木材輸入国でもある。 そして、これまでにフィリピン、そしてインドネシア、マレーシアの熱帯林を乱伐、皆伐してしまい、今尚パプアニューギニア、オーストラリア、シベリア、カナダなどから大量に木材を輸入しつづけている。


 

家づくりにおける私どものこだわりの一つにビニールクロスを使わない家づくり」を、以前の記事でお伝えしたが、「地産地消」を謳っている私どもの木材においてのこだわりは、国産材そしてできる限り地場の木材を使うように心掛けているわけです。 

建具枠や一部の木材など、時に外材を使わざるを得ない場合もあるが、その中でも森林破壊につながる南洋材は特に注意している。

 家づくりには多くの合板が使用されています。 私ども合板は余り使用したくないが、下地材として構造用合板を使う場合は、ラワン合板(南洋材)ではなく針葉樹合板を使うようにしているのも、一つのこだわりといえるでしょう。

 

今日もお一つクリックお願いします 人気ブログランキングに投票 

「地産地消の木の家づくり」 トップへ▲



kigocoro at 09:42コメント(8)トラックバック(3) 

2005年05月19日

 “杉は米松より強い!” 曲げ強度がです。

数年前に群馬県の林業試験場において、「梁・桁材の実大曲げ強度試験」を行いました。

これは、群馬県内における4地域の杉材と赤松、落葉松、そしてベイマツのそれぞれを、実物大の梁材として、曲げ強度並びにヤング係数試験の結果です。(試験材は120×240×4mの平角材、含水率20%以下、各試験体は20本以上計測)

結果、ヤング係数は杉がわずかに低かったものの、各4地域の杉の曲げ強度の平均は「270・280・288・318kgf/c屐廚箸覆蝓⇒醉嫋召肇戰ぅ泪弔鬚錣困に上回りました

(ベイマツにおいては、昭和50年代に輸入された材の「森林総研」での実験結果と大きく異なったが、これは現在の人工林ベイマツと当時の高品質天然材の違いからと思われます。)

この結果、杉の粘り強さが実証され、梁材としても充分可能であることが分かりました。


伐採見学会

山や木のことを理解して頂くために、年に数回の見学会や体験活動を行っています。

左の写真は「ぐんま・森林(もり)と住まいのネットワーク」の主催による “木を知る・山を知る見学会”

( 葉枯らし材の現場を見学し、実際に木を伐倒して含水率を計ったりしてみました。)



kigocoro at 01:20コメント(0)トラックバック(0) 

2005年05月18日

 50年生杉丸太の一本の値段て、何円位か知っていますか?
 
実は“3ヶ月で育つ大根よりも安い”のです!(勿論、㎥単価の話です)
 
50年生の杉の胸高(胸の高さ)直径は平均30cm前後で、高さが20〜25m位、体積は一本あたり0.5㎥位とし、現在の杉の原木丸太価格が10,000円/㎥前後ですので、50年の杉の木“一本5000円”です。
 
この値段が高いか?安か?は、ピンとこないかもしれませんが、杉の木が50年育つまでにどれだけ手が掛かっているかといえば、
まず、杉の苗木を植える前に、山に散らかっている枝葉を整理します。(地拵え)
次に、苗木を山まで背負って行って穴を掘り植え付けします。(植林)
そして苗木がある程度成長するまで(7〜8年間)下草刈り。(刈り払い)
その後は、ツル切り作業や5年毎程度に間引き作業。(除伐・間伐)
 
杉が50年育つまでにこれだけの手が掛かっている訳で、山に立っている杉の木はタダではないのです。
しかし、今の杉の木の値段は、伐採と搬出の経費で相殺され、差し引きゼロ円
 立木価格=0円 が日本の林業の現状です。
 
「戦後の拡大造林」と言われるように、一時期過剰に植林された時期が確かにありましたが、それを適切に管理し、そして木材を活用していくことが我々世代の役目であって、安易な外国産木材の使用は避けることをお願いしたいです。
 

  健全な森林

左の写真のように、適切に間引き(間伐)され、光が差し込み、下草が生い茂っている森林は、広葉樹林に勝る水の保水力(水源涵養)が発揮されます。

 “是非一度、山で汗を流してみてください!”



kigocoro at 17:05コメント(2)トラックバック(1) 
プロフィール
松島 匠建
国産の杉・桧で造る木の家
 3坪からの注文住宅
 小住宅・ミニハウス
 ウッドデッキなど

当社では、お客様のニーズに合わせて、大きさ・広さ・形・間取り・設備、そして屋根・外装・内装・建具などを、好みのサイズと仕上げにて刻み加工し、施工している群馬の工務店です。

本社・加工所
〒376-0301
群馬県みどり市東町沢入986
 TEL.0277-95-6558
 FAX.0277-95-6920
群馬県知事許可(般-17)第21093号

 http://www.kigocoro.jp/
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

  • ライブドアブログ