今日の出来事

2005年09月20日 20:39

少し離れた町に大きな金物店があり、今日は数年ぶりにその金物店を覘いてみた。

大工道具から建築金物など多種多様な商品が何でも置いてあり、店の奥の勘定場の横には、数多くの鑿・鉋(ノミ・カンナ)が置いてあるはず・・・だったが、いくら見渡してもどこにも見当たらないのである。

 

そこで店員さんに聞いてみたところ、「置く場所が手狭になってきたので、2階に事務所を移しその隣にもって行きました」と言われ、店員さんに誰もいない2階に案内された。 そこには鍵の掛けられたガラスの展示ケースの中に、槍鉋(ヤリガンナ)や大鉋・小鉋など色々な種類の鉋や鑿が陳列されてあった。

 

ノミ・カンナといえば元々大工仕事の必需品であったが、今の大工仕事にはノミ・カンナは要らなくとも、インパクトドライバーが無くては仕事にならない時代になった。

この金物店においてもノミ・カンナの需要がなくなり、殆ど売れなくなってきたために2階の片隅に追いやられてしまったのであろう。

 

「鉛筆が削れない子供たちが増えた」などと一昔前によく言われたが、今、大工業界では「手鉋で木を削れない大工が増えつつある」ようである。

ここにもまた、失われつつある日本の良き伝統が、一つ浮かび上がっていた。

 

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2005年09月18日 23:45

今日はすがすがしい秋晴れの一日であったが、私どもの地元では「草木湖一周マラソン全国大会」が、小学生・中学生そして一般の皆さん方、総勢700名近くの参加者の下で行われた。

小学生の部は1.5kmで男女合わせて50数名の参加者があり、我が家の長男(小4)と次男(小2)も参加した。 次男はスタート直後、何かにつまづき転倒し大幅に出遅れたが、気を取り直して頑張って走り出し、結局40位になった。 「転んでも直ぐに立ち上がって走り出せば兄貴に勝てたかもよ!」と、終わってから言ったものの、挫けずに「なにクソ!」というところを見せて走ったことは、野球を始めてから多少は根性がついてきたであろうかとも思った。

 

 

ところで当ブログ常連の皆さんは、最近このブログの微妙な変化の様子にお気付きのことと思うが、これまでの 「です・ます調」 の文体を 「だ・である調」 に変えたことだ。

このところの一本調子になりつつあるブログに、一つの気分転換と文章にメリハリを持たせる意味で変えてみた。

 

一般的に「です・ます調」は敬体であり、特定の人に書くときに使われ、「だ・である調」は常体であり、不特定の人に宛てて書くときに使われるという。

「です・ます調」(敬体)は、柔らかさと丁寧さのイメージを持ち、ゆるやかなテンポを与える文章に適する。

一方「だ・である調」(常体)は、力強さと軽快なイメージを持ち、スピーディーなテンポを与える文章に適する。

 

このところ用いている「だ・である調」は、自分でもテンポの良さを感じるのだが、『剛・快』であるがゆえに、ぶしつけで偉そうな印象を与えてしまいがちなので、その点には極力配慮しなければならない。

 

 

今日は旧暦の8月15日、中秋の名月である。

十五夜のお月さんは曇りや雨で見られない年が多いが、今年は見事な満月が窓から覗ける十五夜の晩となった。



2005年06月12日 23:41

白馬連峰

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 7月末に地域の体育協会のハイキングを予定している関係で、その下見の登山として、まだ残雪の残る八方尾根に登ってきました。(12日の日曜日)第2ケルン

 

この八方尾根の麓にあるスキー場は、98年の長野オリンピックスキー競技の開催地として知られています。

 

上の画像は八方尾根に登って行く途中で右手に見えた白馬連峰の山々で、八方尾根の頂につながっています。

 

八方尾根には八方口からゴンドラとリフトを乗り継ぎ、八方池第1ケルンからの登山となりました。

 

写真にある石を積み上げた指標のようなものが「ケルン」と言い、尾根の頂の所々に積み上げてありました。(写真2枚目)

 

登り始めて2時間ほどで「八方池」に到着しました。(写真3枚目)雪割り草

この「八方池」は湖面に美しく残雪の白馬三山が透映されるという話でしたが、まだ湖面には残雪が残りその様子は見られませんでした。

 

 花の時期は全般にまだ早そうでしたが、所々で雪割り草の花が見ごろを迎えていました。(写真4枚目)

 

梅雨入りしたとはいえ、雨の心配もなく、晴れ模様の暖かい登山日和の一日でした。

 


八方尾根に行く途中の信濃路の車窓から、こんな建物を撮影しました。

 

信濃路民家おそらく、一般の民家ではなく、何かの記念館ではないかと見ましたが、信濃路も田舎の方では、まだまだ伝統的な民家が多く残されていました。

「住まいとしての文化」が、良い意味で継承されていることと思います。

 

こういう地域では地場の工務店とのつながりも深く、最近話題のリフォーム等の悪徳業者に騙されることも少ないのではないでしょうか。

 

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