最近の話題・情報

2005年12月04日 20:55

「家づくりで後悔しないために知識を身に付けよう」

建築業界の不祥事が連日大きな話題となっていますが、私どもはユーザーの皆さんに「後悔しない納得と満足の住まい」を提供することを第一と考え努力しています。

そしてそんな家づくりを目指している者たちの横のつながりも重要な一つとして、共に研鑽を積んでいるわけですが、そんなつながりとして最近お仲間に加えて頂いた住宅研究会は、栃木県塩谷町で住宅建築業「木の城工房」を経営する上野修一氏主催の「快適エコ住宅研究会」の紹介です。

日本では【家づくり】というもの、建てた後に後悔する方たちのなんと多いこと、そしてその日本の家づくり「家は三回建てないと納得した家がつくれない」と言われているほどです。

一生で一番高価な買い物である「我が家」、そう何度も建て替えられる方はいないもので、そんな初めての家づくりでも「後悔しない理想の我が家」が持てるよう、「小冊子の配布、セミナーや見学会の開催、家づくりの相談、安心な業者の紹介」などの活動を行っている、快適でエコロジーな住まいを目指す住宅研究会です。

まだ入会して間もない私どもですが、毅然とした会の「目的」「家づくりの考え方」は、私が目指しているものと一致するものであって、今後の期待も大です。

ところで「快適エコ住宅研究会」そして「木の城工房」代表の上野修一氏(通称修ちゃん)ですが、神業ともいえるブログを7本もこなしている凄い方です。

 

快適エコ住宅研究会

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2005年11月26日 00:49

“ローコストの中身を見極める”

 

「悪徳リフォーム業者」「アスベストによる健康被害」そして今回の「耐震構造計算書偽造事件」と、このところ建築業界の不本意な事件・問題が相次いでいます。

 

この「耐震偽造事件」の内幕も徐々にあきらかになってきていますが、熾烈な販売競争が激化するマンション業界において「利益追求とコストダウン」の結末が、このような人命に関わる問題に及んでしまったようである。

「コストダウン」は高価な買い物である住宅ユーザーにとって大きなメリットを生み、業者もその努力は欠かせないもとなっている。

  しかし、・・・

早くにこのブログでも「ローコスト住宅の危険性」について触れました。

「仕入先や協力業者を叩いてつくり出すコストダウン」は、粗悪・不足な材料や手抜き工事による欠陥住宅につながり、命や財産を失う結果ともなりうる。然るに、ローコストについて安易にとび付くのではなく、くれぐれもその中身を見極めて選択する洞察力が必要である。

 

ところで余談になりますが渦中の建築士の姉歯氏であるが、「頭髪も偽造しているのでは?」と、こちらも専らの話題のようである。


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2005年11月24日 00:54

11月の3日に「ぐんま・森林と住まいのネットワーク」のイベント林業体験と左官塗り体験を行いました。 本職の左官職人さんを指導者に招き、一般ユーザー向けの「漆喰と珪藻土の壁塗り体験」となった。

 

漆喰は、日本の変化する四季の気候に合った左官材で、日本古来より使用されてきた自然素材であり、一方の珪藻土は、ビールの「ろ過材」としても使用されている多孔質の土で、調湿効果などが期待される中で最近急速に普及してきた注目の塗り壁材である。

 

伝統の左官材「漆喰」と、最近注目の左官材「珪藻土はい」、健康で長持ちし飽きの来ない住まいをつくる上では、共にお奨めの塗り壁材である。

1103左官塗り体験ダイニング漆喰壁塗り体験では両方の材料共に、左官の素人が塗ってみたが、漆喰塗りは本職の職人でないと上手に塗れない材料であり、一方の珪藻土「はいからさん」は素人のDIYでも塗ることが可能な材料のようであった。

(写真左:塗り壁体験 写真右:我が家の漆喰壁)

 

※珪藻土壁材は最近多くのメーカーで販売されているが、珪藻土自身では固まる性質がないために、凝固材に他の何かを使って固める性能を持たせている。 そこで凝固材に「接着剤を使っている」「混合物質によって珪藻土の多孔質を塞いでいる」「珪藻土の混入割合が少ない」などの問題により、珪藻土壁材本来の性能を発揮できない製品も多々普及しているので注意すべし!

 

漆喰とは、消石灰を主原料とし、これにフノリ・ツノマタなど膠着(こうちゃく)剤、ひび割れを防ぐため麻などの繊維質を加えて、水で練り上げた塗り壁の材料。

防火性が高いのが特徴で、古くは財産を守るため土蔵に使われた。また、調湿機能も持ち、季節の変化に耐え、カビがつきにくいという性質ももつ。このため、今でも押入れの壁などに使われることもある。そのほか、遮音性や遮光性にも優れている。乾燥後の収縮率が高いためひびが入りやすいのが欠点。

珪藻土とは、太古の植物プランクトンの遺骸が永年にわたって堆積してできた土であり、小さな粒子の中に無数の孔質(空気層)を抱えているため、調湿性や断熱性、遮音性、脱臭性などに優れている。ホルムアルデヒドなどのVOCも吸着し、シックハウス症候群を抑えたり、調湿効果で湿度によるダニ・カビの発生で起こるアレルギーやアトピーを防ぐ効果があるとされる。また、土であるため壊しても自然の土にかえるため環境に優しいなど、多くの利点をもつ。


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2005年10月20日 23:40

建築関係の団体・組合・グループ等は、日本全国に数多くの組織があります。

当方が加入している組織を挙げると、今、思いつくものだけで下記の通りである。(加入順)

 

(社)群馬建築士会

 

あずま材の家づくりの会

 

ぐんま・森林(もり)と住まいのネットワーク

 

(社)群馬県木造住宅産業協会

 

ちっちゃな工務店・リフォーム店クラブ

 

欠陥住宅を造らない会

 

快適エコ住宅研究会

 

活動が活発なところから停滞状況にあるところまでまちまちであるが、やはりトップの意気込みで大きく左右されるものといえるようだ。 

「あずま材の家づくりの会」は私が会長をしているが、残念ながら活動は閉塞状況である。 

「ちっちゃな工務店・リフォーム店クラブ」は今年の5月に加入したが、トップの意欲的な運営により活発に活動し、私も刺激を受けることが多々あり、良き出会いにも沢山恵まれた。

「快適エコ住宅研究会」はまだ加入したばかりだが、素晴らしい理念を掲げ期待が持てそうである。

 

それぞれ団体の詳しい活動内容などにおいては、今後当ブログにてご紹介の機会を持ちたいと考えていますので、今回はここまでといたします。

 


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2005年10月02日 11:16

皆さん“LOHAS”をご存知ですか?

LOHAS(ロハス,ローハス)とは、米国の社会学者ポール・レイ氏と心理学者シェリー・アンダーソン氏が提唱した  Lifestyles Of Health And Sustainability の頭文字をつないだ造語で、一般的な説明では、「地球環境保護と健康な生活を最優先し、人類と地球が共存共栄できる持続可能なライフスタイルと、それを望む人たちの総称」としています。

Lohas/ロハスクラブ → http://www.lohasclub.jp/

 

また、LOHAS層は現在日本人の30%近くを占め、その層の特徴としては、

         健康と環境に感心が高く、実際の行動に移す。

         社会的課題にも高い意識。

         自己啓発、精神性の向上に感心が高い。

 と、されています。

 

LOHASという言葉は、一般にはまだまだ認知度が低いものです。しかし、情報化社会の現代ですから、これから一気に浸透し始め、今後のライフスタイルのトレンドになる様子を示しています。

「週間フナイFAX」においても、LOHASにビジネスチャンスあり」と題し、2週続けて取り上げています。

また、その一部を紹介(引用)しますと、

日経MJが選ぶ「2005年上期ヒット商品番付」において西の大関を獲得。

団塊の世代が60歳を迎える、2007年には一気にブレークする。

情報革命の後には、ロハス革命が到来する。

ロハスとエコの違いは、

      ロハス・・・エコ的要求度だけでなく、エゴ的要求度も高い

      エコ・・・エコ的要求度が高く、エゴ的要求度は低い

ロハスが注目を集める理由は、エゴとエコの良い面をマーケティングに取り入れ展開していること。

などです。

 

LOHASについては私もまだまだ勉強中ですが、「未来の子供たちのためにも持続可能な社会を残すこと」それが我々の使命でもあります。 今後も家づくりを通じて情報を発信して行きますので、応援お願いします。

最後までお読み下さりありがとうございました。

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