2006年01月07日

シャボン玉石鹸のギフト

私たちの小さい頃の石鹸といえば固形石鹸が当たり前での時代で、贈答品として「牛乳石鹸」「シャボン玉石鹸」など固形石鹸の詰め合わせセットが良く使われていました。 

洗たく板洗濯においても洗濯板と固形石鹸で母が洗濯をしていたことなど、幼い頃の記憶に薄っすらとあります。 痩せてあばら骨の出ている身体を「洗濯板(せんたくいた)」などと言ったものですが、今の若者は「洗濯板」って多分知らないと思っていたら、今でも洗濯板を売ってるところがあったのには驚きで、需要もあるってことですね。

シャボン玉石鹸ギフトそんな固形石鹸の時代もいつの間にか「合成石鹸」「合成洗剤」という、界面活性剤を使用した石鹸・洗剤が主流となり、これが河川の環境を大きく悪化させてしまったようです。

ところが昨年の暮れに、昔よく耳にしたシャボン玉石鹸」のギフトセットをお歳暮で戴きまして、実はこの「シャボン玉石鹸」は環境と健康に取り組んだ石鹸を作り続けて販売しています。

【このシャボン玉石鹸は、アトピッコハウスのットショッピングからも購入できます。】

昨春行われた、「船井総研の船井会長とシャボン玉石鹸の森田社長の対談」から、シャボン玉石鹸が現在の取り組みに至った逸話を是非お聞き下さい。



船井 高度経済成長時代に合成洗剤を売り続けてきた御社が、純石けん一筋に方向転換されたきっかけは何だったのですか。

森田 家業の石けん問屋を受け継いだのが1964年。安くて便利な合成洗剤が当たり前の時代でした。 それが71年に、当時の国鉄(現在のJR)から「合成洗剤で車体を洗うとサビが出る。 無添加の粉石けんを作ってくれないか」といわれたのです。 面倒な注文だとは思いましたが、国鉄はうちで扱う商品の半分を買ってくれる大得意先です。 何とか苦労して無添加石けんを作って納入しました。

船井 サビとは酸化すること。 人間もサビるから病気になるんですね。

森田 ええ。それがわかったのは、国鉄用(現・JR)に開発された石けんを家に持ち帰り、洗濯に使い始めて5、6日目。10年以上悩んでいた湿疹が治まっていたのです。  このとき、自分が作っている合成洗剤が湿疹の原因であることに気づきました。さらに、しばらく使ってみて驚いたのは、我が家の排水溝に、何年も見たことがなかった糸ミミズが出てきたことです。 こうした小さな生物が河川にいることで、本来の自然生態系は成り立っている。 そうしたものを、合成洗剤が断ち切っていることを知り愕然としました。 そうはいっても、当時の合成洗剤はわが社のドル箱商品。 肌にも環境にもよくないことを知りながら合成洗剤を作り続けることに、私はだんだん罪の意識を感じるようになりました。 そこで、思い切って粉石けんのサンプルを1万個ほど作って無料配布してみたのです。 私と同じように悩んでいた消費者からの反応は予想以上。 一般の方からも、赤ちゃんのオムツかぶれがなくなった、湿疹が治まったなどうれしいお便りが次々寄せられました。 でも、デパートやスーパー、薬局などはまったく相手にしてくれません。 しばらくして私は体調を崩し、高血圧症で緊急入院。医師から「このまま働いたら、確実に死ぬ」といわれたとき、「後ろめたい思いをしてまで金儲けをして何になる。これからは石けん専業でやっていこう」とはっきり気持ちが決まりました。 しかし、思えばそれが苦労の始まりでした。

船井 経営者としては苦渋の選択ですね。売り上げは維持しなければならないし、従業員の生活も守らなくてはいけない。先が見えない状態で、よく決断されたと思います。

森田 結果は散々(笑)。合成洗剤をやめて1ヵ月後、前月8000万円あった売り上げが、たった78万円にまで落ちてしまったのです。しばらくすると、毎朝、従業員の退職願いが私のところへ届くようになり、一時は100人いた社員が私を含めて5人にまで減ってしまいました。でも、いいものはいつか必ず売れるはずだ。前に進むしかないと思ってがむしゃらに突き進み、その後、1975年の有吉佐和子さんの新聞連載小説『複合汚染』で環境問題が取り上げられたことも手伝って、徐々に無添加石けんのよさが認められるようになりましたが、4〜5年で軌道に乗る計算が結局18年もかかってしまいました。



kigocoro at 00:47コメント(2)トラックバック(0)エコロジー・スローライフ  

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コメント一覧

1. Posted by アトピッコハウスMrs.アン   2006年01月10日 08:46
シャボン玉がお歳暮なんて素敵ですね。ちなみに、当社では近隣ご挨拶にシャボン玉石けんを利用しています。松島さんも如何ですか?

夫が20年以上通っている床屋にも半強制的に使ってもらったら、お客さんに合わせて一般品とシャボン玉シャンプーを使い分けてくれたり、孫が生まれることになり「これって赤ちゃんも使えるよね?」などと嬉しい質問をもらえるようになりました。ちょっとずつなんですよね、こういう意識って。でも大事だと思います。
2. Posted by 松島です   2006年01月10日 22:38
 アンさん、こんばんは。
挨拶代わりの「シャボン玉石けん」いいですね!
早速、注文しましたよ!

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