2005年10月23日 20:48

林業体験&左官壁塗り体験

秋も深まり紅葉も見頃の11月3日(木)の文化の日に、勢多郡東村沢入の山において伐採見学を始めとする林業体験と、漆喰壁などの顔料となる鉱物を山で採取。 そして、本職の左官屋さんの指導のもとに漆喰や究極の珪藻土「はいからさん」の実塗り体験を行います。

 

主催はま・森林と住まいのネットワークで、詳しくは イベント情報 をご覧下さい。

 

ぐんま・森林と住まいのネットワークは、群馬県桐生市を中心に県内の林業家・設計事務所・工務店・製材業・ユーザー等の、家づくりに関わる人たちが集まった、地域材の家づくりのグループです。

2002年の8月に設立し、今年で4年目を向かえていますが、これまで啓蒙活動を中心に、地域材住宅に数棟の木材供給の実績もあります。

 

以下の設立趣意書も是非ご覧下さい。

その前に是非 こちらを 一押し!



設立趣意書

日本は国土の67%が森林に占められる、世界でも有数の森林大国です。

 

そして私たちの住む群馬県においては、周囲を山に囲まれ豊かな森林を有し、

良質な木材生産はもとより首都圏の水源地として、重要な役割りを担っています。

 

私たちは、その森林が育む豊潤な水と空気、肥沃な国土など多くの恵を受け、

古来より森林によって暮らしを支えられてきました。

 

私たちの生活の基盤となる住まいにおいても、

「近くの山の木」という森林がつくり出す地域の木材資源を活用し、

地域の職人によって丈夫で長持ちのする家づくりが行なわれてきました。

 

しかし、そんな豊かな森林資源に恵まれているはずの日本で今、

木材の自給率が2割を割りこみ、新しく建てられる多くの家は、経済効率を優先する

あまり日本の気候風土に合わない外国産木材と、環境への負荷が大きい建材によって

造られています。しかも、その寿命は20数年という驚くほど短いサイクルの

消費を余儀なくされています。

 

このように日本の木が使われなくなった結果、国産材の価格は大きく値下がり、

日本の森林を支えてきた林業は衰退の一途をたどっています。

すでに業(なりわい)として立ち行かないところまで追い込まれた山では、

森林が放置、放棄され、山の荒廃が進行しています。

林業の衰退による山の荒廃は、川上、川下の生活環境や本来あるべき

山の循環を危うくしています。

 

私たち、「ぐんま・森林と住まいのネットワーク」は、

地域木材による家づくりが可能な新しい社会システムの構築をめざします。


■ “地産地消、そして無垢の木材と天然素材の家づくり”の松島匠建発行

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コメント一覧

1. Posted by 健作夢通信   2005年10月25日 07:41
松島さん こんにちは。昨夜寝る前にテレビで日本の林業の現実を報道していましたが、本当に厳しいものがありますね。松島さんらの活動はとても貴重なものだと改めて感じました。
2. Posted by (匠)松島です   2005年10月25日 22:34
大島さん、コメントありがとうございます。
「山を知れば家づくりが変わる」とも言えるようですので、山を知って頂けるような試みが必要ですね。
3. Posted by 富士見村人   2005年10月25日 23:39
松島様
イベントのご紹介ありがとうございます。とても興味があったので参加申込を致しました。
4. Posted by (匠)松島です   2005年10月26日 21:57
富士見村人さん、申し込み承りました。
当日は天気にしたいですね。

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