2005年09月25日 04:57
クロス=布・織物
来月から取り掛かるリフォーム工事で使用する壁材 究極の珪藻土壁材「はいからさん」 について前回お届けしたが、今回は天井の壁紙に同じくアトピッコハウスさんの「すっぴんクロス」についてご紹介します。
住宅の内壁に使用される石膏ボードの普及と同時に、ビニールクロスの壁紙が左官の壁材に代わり主流となり久しい。 ビニールクロスのことを一般的にクロスと呼んではいるが、クロスとは本来「布・織物」の意味であり、ビニールクロスとクロス(布・織物)とでは性能も違うものである。
ビニールクロスの特性は、まず第一に施工費が安価であることであり、塗り壁材などに比べデザインが豊富なことも、多くで使われている要因といえます。 しかしビニールクロスは所詮石油から作られている化学製品であり、燃焼時には有毒なガスが発生します。 また、ビニール製品であるので通気性がなく、当然、調湿機能もありませんので、快適性を求めるにはエアコンに頼る暮らしとなる訳です。
● すっぴんクロス(織物壁紙)
このすっぴんクロスの特徴はまず、アトピッコハウスさんのこだわりでもある「天然素材を原料として、ホルムアルデヒドや、VOC(揮発性有機化合物)などの化学物質は、原料・加工共に一切使用しない、ゼアレルギーフリーな健康建材」である。
当然、織物による壁紙であるので通気性があり、調湿効果・結露防止・空気清浄作用なども持ち合わせていて、燃焼時にも有毒ガスの発生もありません。
普通の織物クロスに比べてもその違いは、織物クロスにおいては表面加工していますが、すっぴんクロスはしておらず、難燃剤も加えてないし、綿と麻とレーヨンの糸の太さの織り方の違いで変化を出している、とってもシンプルな壁紙である。
価格面においても、従来の織物クロスに比べ大変に安価であり、標準のビニールクロスに比べても大差ない価格で、予算的に塗り壁が困難な場合には、このすっぴんクロスがお奨めのようである。
今回のリフォーム工事では、壁にははいからさん 天井にはすっぴんクロス を採用し、私どもの理念の一つでもある「ビニールクロスを使わない家づくり」を、今回も貫いた事となった。
本日も最後までお読み下さりありがとうございました。
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コメント一覧
昨日、横須賀の北村さんにイベント会場の新宿でお会いしたら「すっぴんクロス良いですねー」と言っていただけました。お子さんが「匂いが優しい」だったかな、そんな表現をしていただいたようです。
すっぴんクロスを利用すると高級住宅っぽくなるようです。今は、塗り壁が人気ですが、クロスも悪くないですし、部屋ごとに使い分けをしていただければな、と思います。
「すっぴんクロス」と「はいからさん」を今度使いまので、楽しみにしています。
コメントに有るようにアンさんにお会いできました。はいからさん盛況でしたよ。松島さんの理念を曲げない姿勢は多くのお客様に共感してもらえますね!私も負けないよう頑張ります。
大島さんやアトピッコハウスさんのお陰で、ゼロホルム建材が我々にとって身近なものとなり、嬉しいですね。
これからも頑張りましょう。