2005年09月20日

金物店の道具売り場では 2

少し離れた町に大きな金物店があり、今日は数年ぶりにその金物店を覘いてみた。

大工道具から建築金物など多種多様な商品が何でも置いてあり、店の奥の勘定場の横には、数多くの鑿・鉋(ノミ・カンナ)が置いてあるはず・・・だったが、いくら見渡してもどこにも見当たらないのである。

 

そこで店員さんに聞いてみたところ、「置く場所が手狭になってきたので、2階に事務所を移しその隣にもって行きました」と言われ、店員さんに誰もいない2階に案内された。 そこには鍵の掛けられたガラスの展示ケースの中に、槍鉋(ヤリガンナ)や大鉋・小鉋など色々な種類の鉋や鑿が陳列されてあった。

 

ノミ・カンナといえば元々大工仕事の必需品であったが、今の大工仕事にはノミ・カンナは要らなくとも、インパクトドライバーが無くては仕事にならない時代になった。

この金物店においてもノミ・カンナの需要がなくなり、殆ど売れなくなってきたために2階の片隅に追いやられてしまったのであろう。

 

「鉛筆が削れない子供たちが増えた」などと一昔前によく言われたが、今、大工業界では「手鉋で木を削れない大工が増えつつある」ようである。

ここにもまた、失われつつある日本の良き伝統が、一つ浮かび上がっていた。

 

本日も最後までお読み下さりありがとうございました。

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kigocoro at 20:39コメント(2)トラックバック(0)今日の出来事  

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コメント一覧

1. Posted by 健作夢通信   2005年09月21日 10:20
松島さん こんにちは。私の店も一緒です。

売れなくなったもの ヤスリ・両刃ノコ・カンナ

売れているもの 替え刃式ノコ・インパクトドライバー・スライドマルノコ他

ホント、松島さん言われるとおりです。しかし、当社はまだカンナ・ノミ他売れなくても展示していますよ。きっと、今までのやり方がまた見直される時がくることを信じています。
2. Posted by (匠)松島です   2005年09月21日 18:08
大島さん、
コメントありがとうございます。
時代の流れとは言え、まだまだ守っていかなければならないものも沢山ありますね。
「スピードと効率」以外にも大事なものを忘れないようにしたいです。

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