2005年07月09日 23:50
アレルギーフリー住宅を学ぶ
昨日は早朝の4時起きして横浜まで「アレルギーフリー住宅」の勉強会に参加してきました。
半月ほど前に「空飛ぶ建材屋」といわれる
(有)大島建材店さんよりお話を頂き、
横浜のアトピッコハウス(株)さんまでお伺いし、
後藤社長さんよりシックハウスから始まり
アレルギーフリー住宅に関する研修を、
丸一日かけて行ってきました。
今回ご一緒した方たちは、
の皆さんでした。
また、ブログで何度かコメントを頂き、初めてのお会いを楽しみにしていたアトピッコハウスさんのMrs.アンさんは、風邪のため休養中で残念ながらお会いできませんでした。
健康住宅に関する情報はこのブログでも以前2度にわたり「シックハウス対策・・・?」と「安心の健康住宅」のタイトルで、現行シックハウス対策の問題点や健康住宅の心得などをお届けしましたが、今回はより具体的に「シックハウス問題と対策」「ゼロホルム建材」「アレルギーフリー住宅」などについて学んでまいりました。
今後、機会あるごとにそれらの情報を発信して行きたいと考えていますが、今回は 「なぜ?そこまでシックハウスに気を使わなければならないのか?」 以下の三つの事柄を充分に認識して頂きたいと思います。
■ シックハウスなどの原因から起こる「化学物質過敏症」は、花粉症などと同じで、人はそれぞれに体内に化学物質を溜める器があり、化学物質の摂取量がその器を満たし溢れる状態になると突然発症し、僅かな化学物質にも過敏になり、頭痛や吐き気、めまい、神経障害など様々な症状に悩まされる。
■ 我々が呼吸している空気は、重さにすると食べ物の約十倍の重さの空気を吸っていることになり、また有害なものの摂取で食べ物は肝臓でろ過されるのに比べ、空気は直接血液に流れ込む身体の仕組みになっているため、量の多さと影響がストレートであるという理由から、食べ物以上に健康に影響を及ぼすとされる。
■ 食べ物は「不味そうだ、危なそうだ」と思えば拒否して、摂取する選択の自由があるが、空気は酸素ボンベでも持っていない限りは、摂取する選択の余地がなく、24時間休む間もなく採らなくてはならないものである。その中でも我が住まいで過ごす時間が大半である。
現行のシックハウス対策やF☆☆☆☆建材の問題点に関しては→「シックハウス対策・・・?」
何十年か前までの自然な暮らしをしている中では「シックハウス症候群」などは、まったく縁のない話であったわけですが、便利さを優先する余り現在はそれだけ「化学物質」が氾濫した、不自然な世の中なのでしょう。
今回お世話になった後藤社長さん、お誘い頂いた大島建材さん、そしてご一緒させて頂いた皆様方、誠にありがとうございました。
最後までお読み下さりありがとうございます。
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コメント一覧
投稿は自宅に戻ってからのものです。
色々勉強になりましたので、今後もよろししくお願いします。
一日間違えていましたですね。(笑)
後藤さん今日は弘前だそうです。精力的でびっくりします。
ところで、今度「島根求工会」が立ち上がりました。近日中にご案内します。
内容の濃い勉強会で自分で吸収するまで、復習しなければなりませんね。それと同時に色々な媒体で情報発信していきます。これからもよろしくお願いいたします。
これまでの大手企業ペースでの情報だけではなく、今は個人レベルや小規模の企業でもこうして簡単に情報発信の場が持てるようになりましたので、機会あるごとに正しい情報を消費者の皆さんにお伝えしてゆかねばなりませんね。
コメントありがとうございます。シックハウスの記事を読ませてもらいました。わたしも、東京で10年生活している間に、アレルギー体質になりました。家にはいると足がかゆくなったり、ジンマシンのような症状や息苦しくなったりで、血液検査してもらったら肝臓の数値が上がっていました。だるくなり今も大変です。建築会社にも言いたいことがありますが、食品会社にも言いたいことがいっぱいあります。利益のために流通のために消費者を犠牲にしては良くない。遅かれ早かれ後から分かることだから、正しい情報は業者からは出にくいでしょう、自分の首をしめる事ですからね。でもすこしでも、消費者に情報を公開してもらえれば選択でき回避できます。ある業者は困るでしょうが。
現在私たちは、何千種類という人工的な化学物質に囲まれて生活しています。
私たちがいくら適応力があるとはいっても、10年や20年の間の急激な環境変化には、どこかで歪が出てくるものです。
世の中の流れに流されるだけでは、いけませんよね。
ノリダーも土日ダウンしてしまったようですが、内容がきつ過ぎたとか?そんなことはないと思うのですが、社長は猪突猛進タイプなので、白熱すること多し、なので、今後共ご指導よろしくお願いします。