2005年10月

2005年10月15日 18:42

先週から埼玉のT様邸のリフォーム工事が始まった。

主にキッチン、リビング、玄関、寝室の増改築となるが、床、壁、天井と、各所に呼吸する自然素材を活用する予定である。

 

先週は、キッチンと茶の間の解体や床下地工事。 今まではキッチンと茶の間が中廊下で仕切られていたが、今回の工事にてワンルームのダイニングキッチンとリビングルームとなる。

今週は、アトピッコハウスの「ごろ寝フローリング(尾鷲檜)」7坪を張り終え、来週は天井(すっぴんクロス)、壁(はいからさん)に掛かる予定ですので、また随時ご報告いたします。T様邸リフォーム01

T様邸リフォーム02

 

 

 

 

 

 

 


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2005年10月10日 09:42


毎年、日本の国土面積の半分の面積の森林がなくなり、さらにその半分は砂漠化をし、草も生えない荒地になっている。 一部では植林がされているが、植林や樹木の成長の数倍の速度で森林が破壊され、世界最大の森アマゾンもあと 50年で砂漠化してしまうと予測されている。

急激な森林破壊の主な原因は、先進国による商業伐採である。 途上国で伐採された木材の大部分は先進国へと運ばれ、大量消費されている。

日本は国土の3分の2を森林が占める世界有数の森林大国である一方、世界有数の木材輸入国でもある。 そして、これまでにフィリピン、そしてインドネシア、マレーシアの熱帯林を乱伐、皆伐してしまい、今尚パプアニューギニア、オーストラリア、シベリア、カナダなどから大量に木材を輸入しつづけている。


 

家づくりにおける私どものこだわりの一つにビニールクロスを使わない家づくり」を、以前の記事でお伝えしたが、「地産地消」を謳っている私どもの木材においてのこだわりは、国産材そしてできる限り地場の木材を使うように心掛けているわけです。 

建具枠や一部の木材など、時に外材を使わざるを得ない場合もあるが、その中でも森林破壊につながる南洋材は特に注意している。

 家づくりには多くの合板が使用されています。 私ども合板は余り使用したくないが、下地材として構造用合板を使う場合は、ラワン合板(南洋材)ではなく針葉樹合板を使うようにしているのも、一つのこだわりといえるでしょう。

 

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2005年10月08日 22:38

昨日(8日)は島根の大島建材店さんが企画した、標記セミナーに参加するため横浜まで出向いた。

これまでこのブログで何度かお伝えし、現在進行中のリフォーム工事においても使用予定でいる「アトピッコハウスのアレルギーフリー建材」のセミナーでした。

 はいからさんと居原くん

はいからさん塗り壁実演「はいからさん」「本物のたたみ」「すっぴんクロス」などを始めとして、新商品や現在開発中の建材についての説明と、究極の珪藻土「はいからさん」の壁塗り実演などを行った。(これらの健康建材に関してはの過去ログにて)

 

「はいからさん」「すっぴんクロス」「ごろ寝フローリング」は、今のリフォーム現場にて実際に使用するので、使用後の感想を含めて随時ブログにてご報告の予定。

 

今回のセミナーには20名ほどの参加者があり、セミナー後には中華「桃李」にて、情報交換と親睦を含めた懇親会、そして美味い中華料理で盛り上った。

 

そして、盛り上った面々のブログは、

【無垢材と自然素材の家づくり独白記】

 ちょっと一息(ホッ・・) ウスクラ建設

三代目工務店の施工日記

岐阜県のちっちゃな工務店ブログ

ちょっとした夢をかなえる家づくり

健作夢通信

「はいからさん」がまかり通る

 

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2005年10月04日 01:53

今年も早くも10月を向かえ、そろそろ木の伐採の時期になってきました。

 

面積の94%を森林が占めている私どもの地域は、標高500m前後で杉の生育に適し、良質な木材が生産されてます。 私のところでも先祖から受け継いだ20ha程の山林を所有し、毎年山の手入れを含めて、住宅消費用の木材を伐採しストックしています。

その山林も一箇所にまとまっているわけではなく、ある程度の面積で数箇所に点在してある。 そこで3年も覘かないでいる山に行くと、驚く状況となっている場合があるのです。

 

それは木の幹の樹皮を鹿や熊に剥かれ、あるところでは3割も4割も被害にあっているところでさえある。 そして育ちの良い木ほどその被害に遭うものである。

一周り剥かれたものは枯れてしまい、一部でも樹皮が残っているものは枯れずにいるのだが、腐れ部分が上まで浸透してしまい、基の良い部分が使い物にならない状態となる。

 

鹿食害

 

写真は、鹿や熊により樹皮を剥かれ、枯れて茶色くなった木ですが、この枯れた木の廻りの木も、相当な被害に遭っているはずです。

 

 

まさに林業家にとっては、木材価格の低迷に加えて「弱り目に祟り目」状況といえます。

 

鹿食害防網

 

鹿や熊に樹皮を剥かれる被害を防ぐために施された防護網ですが、取り付ける手間の他に材料代が一本当り500円ほどかかっています。

 

 

新しく植林した苗木においても、鹿が新芽を食べて、木の成長を妨げてしまう。 そんな新植地では周囲を防護柵で囲み、鹿の侵入を防いでいる。

 

鹿食害防護柵

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

狩猟者の減少や規制などにより鹿の天敵が少なくなり、近年鹿が増えすぎているのは事実であるが、自然との共存共栄には、まだまだ課題が多いようである。

最後までお読み下さりありがとうございました。

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2005年10月02日 11:16

皆さん“LOHAS”をご存知ですか?

LOHAS(ロハス,ローハス)とは、米国の社会学者ポール・レイ氏と心理学者シェリー・アンダーソン氏が提唱した  Lifestyles Of Health And Sustainability の頭文字をつないだ造語で、一般的な説明では、「地球環境保護と健康な生活を最優先し、人類と地球が共存共栄できる持続可能なライフスタイルと、それを望む人たちの総称」としています。

Lohas/ロハスクラブ → http://www.lohasclub.jp/

 

また、LOHAS層は現在日本人の30%近くを占め、その層の特徴としては、

         健康と環境に感心が高く、実際の行動に移す。

         社会的課題にも高い意識。

         自己啓発、精神性の向上に感心が高い。

 と、されています。

 

LOHASという言葉は、一般にはまだまだ認知度が低いものです。しかし、情報化社会の現代ですから、これから一気に浸透し始め、今後のライフスタイルのトレンドになる様子を示しています。

「週間フナイFAX」においても、LOHASにビジネスチャンスあり」と題し、2週続けて取り上げています。

また、その一部を紹介(引用)しますと、

日経MJが選ぶ「2005年上期ヒット商品番付」において西の大関を獲得。

団塊の世代が60歳を迎える、2007年には一気にブレークする。

情報革命の後には、ロハス革命が到来する。

ロハスとエコの違いは、

      ロハス・・・エコ的要求度だけでなく、エゴ的要求度も高い

      エコ・・・エコ的要求度が高く、エゴ的要求度は低い

ロハスが注目を集める理由は、エゴとエコの良い面をマーケティングに取り入れ展開していること。

などです。

 

LOHASについては私もまだまだ勉強中ですが、「未来の子供たちのためにも持続可能な社会を残すこと」それが我々の使命でもあります。 今後も家づくりを通じて情報を発信して行きますので、応援お願いします。

最後までお読み下さりありがとうございました。

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